あなたも「ルーツの旅」に出てみませんか?

起源、ルーツと言うのは、起源や、由来、原点などの事を意味しています。
普段の生活の中で、自分のルーツを想像してみた事はありますか?

例えば、うちは代々先祖から受け継がれた家系図があって、様々な先祖の言い伝えがあり、それが自分のルーツであり、ルーツの場所ももう知っていて行ったことがあるという方であれば、わざわざルーツの旅に出る必要はないかもしれません。

しかし、家系図がない家や、昔の先祖の事は詳しくわからないと言う方は結構いらっしゃいます。

また、家に家系図があっても完全なものでなかったり、父方の家系の家系図しかなく、母方の家系のことは詳しくわからないと言う方も多いと思います。

そこでオススメしたいのが、自分の家系を辿って家系図を作り、ルーツの旅に出ることです。
もちろん、自分の生まれた場所や育った場所を辿って旅するのも良いですが、自分が生まれるまでには、代々ご先祖様がいてこそです。

そのご先祖様のルーツを知る事によっても、自分が今ここに生まれて生きているルーツを発見できるかもしれません。まずは、自分が何を知りたいのか?と言う事になるわけですが、例えば、家系図がないお家であれば、家系図を作成すると言う方法も、1つの心の中のルーツの旅だと言えるでしょう。

自分が生まれるまでには、ご両親や、その親である祖父母、またまたその親である曾祖父母がいます。その方々をまずは辿って調べてみると言う方法です。

まず、調べる為には、専門家にお願いすると言う方法と、ご自身で家系図を作ると言う方法に分かれます。ご自身で家系図を作られる場合は、まず先祖の戸籍を調べていくと良いでしょう。

先祖に比べて歳の近い父、母、祖父母辺りの事であれば、まだご存命の方も沢山いらっしゃるでしょうから、その方に伺うのも最短であり、良い方法ではあります。

しかし、その上を辿るとなると、ご存命であっても、かなり歳をとられていたり、過去の記憶が曖昧になっている事だってあると思います。また、すでに亡くなられている場合は、残念ながら直接伺うと言う方法はとれません。

家系図作成に必要な書類

その場合に、その方々の戸籍を請求し、その内容を判読する事によって、家族の繋がりや、兄弟姉妹、婚姻や離婚の事実、養子を迎えたなどの事柄を詳しく確認する事が可能となります。

基本的に、家系図を作る場合に必要となる主な書類は3点あります。
1つ目は、戸籍謄本。
2つ目が、除籍謄本。
そして3つ目が、改製原戸籍です。

戸籍謄本は、現代でも何かの手続で必要になることも多く、ご存知の方もいらっしゃると思います。
ちなみに、除籍謄本は、戸籍自体がその戸籍に載っている人全て除籍された場合に、除籍謄本となります。

そして、3つ目の改製原戸籍、これが1番重要だと言っても過言ではありません。

戸籍と言うのは、法律によって改正が行われますから、改正される前の古い戸籍が、この改製原戸籍となるのです。ですので、昔の情報を辿りたい場合は、この改製原戸籍が重要な情報源だと思っておきましょう。

これらの書類を請求して、内容を解読する事により、それぞれの繋がりを図にして家系図を作る事ができるということになります。
完成した家系図を見た時に、自分には、このような先祖がいて、こう繋がって自分が生まれてきたのだな、と実感する事ができるでしょう。

また、ルーツの旅として、自分の名字の由来を調べてみるのも良いかもしれません。代々受け継がれたその名字を通して、子孫にちゃんとどのような家だったか伝わっていれば良いのですが、ほとんどの人がわからないと答えると思います。

ただし、名字に関しては、完璧な情報として辿る事は少し難しいかもしれません。

例えば、昔で言う公家のような貴族の方々がよく◯◯流などとしてよく使われた名字は沢山ありますし、聞いたこともない!と言う現代では珍しい名字もあれば、一般的に今でもよく見かけるよね?と言うような名字も含まれています。

自分がその名字だからと言って、必ずしもご先祖様が貴族であったとは言い切れませんし、当時はそこに仕えていた人の名字をあてがって付けたと言う方もいます。

また、位の高い人達であっても、長い歴史の流れによって、身分を降格されたりと、昔は様々な事が起きていますので、一概に判断する事ができないのです。
ある程度わかる可能性もありますので、名字を調べてみると言う事も、一つのルーツの旅と言えるのではないでしょうか。

また地方によっては、◯◯県にはこの名字が多いということもあり、もしかすると自分の知らない情報として、ご先祖様がその土地に住んでいたなんて事もわかるかもしれません。

新しい知的発見ができる

まず自分のルーツを探す旅と言うのは、その方の知りたい目的によっても様々だと思います。心の中のルーツの旅もあれば、実際に現地に赴くルーツの旅もあります。そのため一概にこのような旅がルーツの旅になります!という定義は難しいものですが、まずは自分が生まれてくる前に代々つながってきたご先祖様や家族を「知る」という事が、まず最初に自分のルーツを知るきっかけになるのではないかと思います。

また、自分のルーツを知る事によって、新たな自分に関する発見ができるかもしれません。誰でも人生を生きている中で、辛い経験をする時があります。

一方で自分の先祖の足跡を辿ると、戦時中の大変な時期に生きて、自分まで命をつないできてくれていることが実感できたりします。
血の繋がっている自分のご先祖様の事を思って、今を乗り切る原動力にする方も多くいらっしゃると思います。

私たちが生まれてきて今存在しているのは、ある日突然神様が、ポツンと地に放ったわけではなく、そこには必ず親がいて、その親にも親がいて・・・と言うように脈々とした繋がりがあるわけですから、そこを辿ると言う事が、1つのルーツの旅という事だと思います。また、自分が生まれた時には、すでに亡くなられている先祖の方もたくさんいらっしゃる事になります。

その方の写真を探してみたり、その方の事を家族に聞いてみたりするのも良いかもしれません。
写真があった場合には、顔や口元がそっくりだな~なんて発見もあるかもしれません。

そんな発見があれば、会ったことはなくても、新たな発見となり、それもルーツだと思う事ができるのではないでしょうか!

先に申しあげた通り、自分のルーツの旅と言うのは、あなたが何を知りたいかと言うことでもあります。
そして自分が「知る」ということは自分以外の誰かにそれを「伝える」ことができるということになります。
ルーツの旅は自分のことを見つめ直すきっかけになるものでもあり、確実に自分の人生を豊かにしてくれるものです。
自分のルーツを実際に調べるだけではなく、その地に足を運んでみると言う方法も、何か感慨深いものがあると思います。
自分にしかできない、人生に一度の旅である「ルーツの旅」、予定を立ててみてはいかがでしょうか。