離婚経験のある方が「バツ1」とか、「バツ2」と言われることはもう一般的になっていると思います。

そもそも、どうしてこのような表現をされるようになったのかご存じでしょうか。

「バツ1」の由来

この「バツ1」などの言葉がいつから使われるようになったのかは、今の若い年代の方はあまりご存じではないかもしれませんが、実は若い方でもよく知っている芸能人が関係しているんです。

それは、あの有名なお笑い芸人・司会者である「明石家さんま」さんなのです。

以前、明石家さんまさんが女優の大竹しのぶさんと結婚されていたことは皆さんもご存じだと思います。

明石家さんまさんと、大竹しのぶさんが結婚されたのは、1988年です。 その4年後の1992年に離婚されています。

その離婚を報告する為の会見の際、お二人は同じ日に会見場の控室に同席しており、これから離婚の会見をするというのに、普通に会話をされていたそうです。

記者会見

離婚会見を行う際に、どっちが先に会見をするのか、お二人で話し合いが行われたようです。

大竹しのぶさんが、明石家さんまさんに「先に行って」と言われたそうで、明石家さんまさんから会見を行う事になりました。

その時に明石家さんまさんは、会見場に現れた際、額(ひたい)に「×」と言うマークを書いて現れたそうです。

バツ

離婚会見は、重苦しい雰囲気になる事が多いような気がするのですが、「×」マークで登場するなんて、さすが一流のお笑い芸人と言ってもいいのではないでしょうか。

ちなみに、控室に一緒にいた大竹しのぶさんは、そのひたいの「×」マークを見て、あきれていたようです。

しかし、そんな大竹しのぶさんの反応もお構いなしに、「俺にも作戦っちゅーもんがあるんや!」と言って控室をあとにされたそうです。

この時の離婚会見で明石家さんまさんが額に書いた「×」マークが、離婚一回につきバツ1、二回したらバツ2・・・と言うように言われるきっかけになったというわけなのです。

「バツ1」と言う言葉を生み出したのが、あの有名な明石家さんまさんだったとは、さすが大物有名人は世間に与える影響力もすごいという事ですね。

世間で言えば、一般的に、離婚と言う言葉を聞くとどうしてもマイナスイメージを持たれてしまいがちですが、この大物お二人は、そのような印象を与える事なく会見を済まされた印象を受けます。

このお二人だったからこそ、明石家さんまさんが額にかいた「×」マークが、世間で一般的に浸透した言葉となったのではないかと推測してしまいます。

しかし、ここで、どうして明石家さんまさんが額に「×」と言うマークを書かれたのか?と思われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

×マークの意味

この×マークは、実は戸籍謄本に書かれる×が語源とされています。

日本人の場合、まず結婚するときには婚姻届けを提出します。

婚姻届

と言う事は、基本的に旦那さん側の戸籍に奥さんの名前が載るわけですが、離婚となった場合、その奥さん側は戸籍から抜ける事になりますので、抜けた奥さんの欄に大きく×と上書きされるわけです。

これがいわゆる、「離婚」=「×」のイメージだという事ができるでしょう。

バツについて、少し調べてみたところ、日本で最高のバツ履歴をお持ちの方は、50回となっており、現在も結婚相手を探しているというお元気な102歳を超えるおばあちゃんだそうです。

離婚するときは、結婚するよりも大変だというイメージがありませんでしょうか。

昔に比べれば離婚する人も増えていますし、社会全体として寛容になったようなイメージもありますが、今現在でも、孫はどうするんだとか、片親になったら大変だとか、本人同士だけの問題ではなく、親御さんが出てきて大騒ぎなんて事も耳にします。

現在の世の中でもそうなわけですから、これが昔となるともっと大変だったのでは。と思ってしまいます。

しかし、離婚を勧めるわけではありませんが、人の人生は自分のものですし、自由に決められるというもの一つの考え方だと思います。

ですから、このバツ50のおばあちゃんについても、個人的には、自分の人生を謳歌されているような気がしてなりません。

余談になってしまいましたが、上記でもお伝えしたように、バツ1、バツ2と言う、×がつく言葉の由来は、芸能人の離婚会見から始まり、その語源は戸籍謄本に記載される×マークと言うわけですね。

普段身近に使っている言葉でも必ず由来があります。言葉の始まりを探ってみると、面白い新たな発見があるものです。