もともと歴史が好きで、特に源平合戦に関心のあった近藤様。お祖父様が徳島出身だったということもあり、自身の先祖も平家方の落人だったのではないかと考えていたそうです。今回のインタビューでは、調査結果を踏まえた自身の先祖についての考え方の変化や経営者としてのルーツとの向き合い方などを伺います。
歴史好きから始まった家系図作成
家系図を作ろうと思ったきっかけは何ですか
元々歴史が好きで、特に源平合戦の頃の歴史が好きなんです。
各地で戦いの記録や伝承が残っていまからね
祖父の出身が徳島だったんです。徳島には平家の落人伝説があるんですよね
すごく有名ですね。
それで、自分も平家方の祖先なのではないかと、中学校の頃から漠然と思っていました。ちゃんと自分のルーツを調べてみようと思ったのがきっかけです。
それが家系図作成につながったということですね。
ご先祖様との繋がりを強く感じた菩提寺との出会い
また、近藤家のルーツである大西家のことで、徳島にお墓参りに行ったことがありました。その際に親戚から近くの神社に両家のルーツが書いてあると聞いたんです。そこには元々は近藤は大西だったというようなことが書いてあったようですが、その時は詳しいことは分からず…。
今回は大西家の調査でしたが、親戚の家との関わり方も見えてきましたね。
細かい文献や菩提寺の話などを調べていく中で、大西家から近藤家、近藤家から再び大西家へと繋がっていた経緯が明確になり、とても良かったと思っています。
大きな発見となりましたね!
そうですね。近藤家の菩提寺も地福寺だったということも今回の調査で分かりました。先祖のお墓の場所は知っていましたが、菩提寺までは知らなかったので、地福寺さんとご縁があったことを知ることができて、本当に嬉しかったです。
菩提寺が分かったことで、ご先祖様との繋がりをより強く感じられたのではないでしょうか。
ファミリーヒストリーブックの魅力
今回、家樹を選んでいただいた理由はなんですか
事前に色々とメールで確認事項などの連絡をいただけたので、不安なくお任せできると思いました。
ありがとうございます。
家系図作成は時間がかかるという話も事前に聞いていましたが、結果として個人的には非常に満足のいく調査結果をいただけたので、本当に感謝しています。
調査結果にご満足いただけて、大変光栄です。
納品物のファミリーヒストリーブックですが、過去の日本の歴史と関連付けて丁寧に説明されていて、歴史好きの私にとっては本当に嬉しかったです。
遠く感じる日本の歴史も本当は身近なものなので喜んでもらえると嬉しいです。
近藤家は特別な家柄ではありませんが、自分の家が主人公になるようなまとめ方をしてくれたのが、とても有難かったです。
ご先祖さまが時代時代を生き抜いて今に繋がっているのだから、まさに歴史の主人公ですね!
ルーツを知ることは自分を知ること
今回家系図を作ったことで、昔からの思いを実現できて本当に満足しています。この調査結果は代々語り継いでいきたいと思っています。子供たちにもしっかり説明して、僕だけでなく、孫、ひ孫、その先々まで伝えていきたいですね。
素晴らしいですね。ご家族皆様で、ご先祖様の歴史を共有されることは、とても意義深いことだと思います。
自分の家のルーツを知るということは、自分を知ることにも繋がると思うんです。
家樹でもまさにそうだと思って家系図作成や先祖調査に取り組んでいます。
私も小さな会社を経営していますが、経営者として会社のルーツを大切にしています。バックボーンがあるからこそ、今の事業をどう続けていくかを考えることができる。それと同じで、家のルーツを知ることは、自分自身を深く知る上でとても大切なことだと思います。同じ経営者仲間にも、家系図を作ることを勧めたいですね。
ぜひご紹介をお待ちしております!
ルーツを知ることで自身と縁と深く向き合うことができたという近藤様。次は母方のご先祖調査にも着手したいと話してくれていました。
授業などで習う歴史は有名な人物のみがフォーカスされますが、ご先祖様一人ひとりも歴史の主人公です。
家系図作成を通して、新たな発見や感動を味わう人が増えることを願っています。
この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。