学生の頃からご先祖様へ興味を持ちながらも、なかなか調べることへのキッカケがなかった長谷川様。ご自身で事業をされている現在、仕事柄、多くの方と接する機会が多い中で、ご先祖を知ることで人間関係における引き出しが増やせるのではないかと思われたそうです。家系図を作る過程で知った事実や、新たに生まれた想いなどを語ってくださいました。
自分の引き出しを増やせる家系図作成
家系図を作ろうと思ったキッカケはありましたか？
私の取引先の中で、自分のルーツだったり名字のつながりみたいなところから、相性みたいなものを考える方がいらっしゃいまして。
そうなんですね。
自分の名井の由来のところをちゃんとわかった上で、人と向き合ったほうがコミュニケーションしやすいのかなと思ったのが最初のところでした。
人間関係を築く上で、1つのツールとなると考えたんですね。
そうですね。
そういった中で、家樹を選んでくださった理由は何だったんですか？
例えばもっと安いところを探そうと思えば戸籍だけのサービスとかはいくつかあったと思います。
そうですね、戸籍の範囲で家系図作成を行っているところは多いかと思います。
でも、その先の広がりだったりとか、このあとさらに深めていくことも考えたんですよね。
戸籍で判明した人物像だったり、江戸以前の家の歴史だったりと、家系調査は広がっていきますからね。
それを自分の手で探っていくという選択肢もあるとは思いますが、その先も継続してお願いすることも考えたとき、家樹さんにお願いしようと思いましたね。
ありがとうございます。
疎遠だった親族と連絡を取った
家系図を調べてわかったことはありましたか？
私の父の兄弟が亡くなっていることを家系図づくりを通してわかったんですけど、そのことを父にも話をしたところ、その兄弟の話を父から初めて聞きました。
お父様は認識されていましたが、長谷川様にとっては知らなかった家族の歴史ですね。
今、核家族になっているせいか、そういった身近な親族のことも知らないんだと思い知りましたね。
お父様の御兄弟というと身近な親族ですからね。
改めて、今回調べていただいた内容を父とも共有し、ここがどうだったのかみたいな話をして、まだ存命の親族と話すキッカケになりましたね。
今回の家系図作成をキッカケに連絡を取っていなかった親族とも接点が生まれたのですね。ご依頼いただいていかがでしたでしょうか？
率直なところ、よかったなと思っています。途中、調査していただく範囲を広げるサービス追加した部分もありましたけど、それは満足しているからこそ追加をお願いしたところもあります。
そう言っていただけると嬉しく思います。
自分で調べてみたいと学生のときにちょっと思ったことがあって、戸籍を夏休みに取り寄せてみようかなと思ったことはあったんですけど、実際できませんでした。
戸籍の請求も手間がかかりますから、なかなか踏み出せないですよね。
自分が断念したところに対して、家樹さんには的確に調査していただいて、こういった結果を返してくださって感謝しています。
家族の歴史を知ることで自分を後押ししてくれる
家系図を作成してみて良かったことはありますか？
人生いろいろ悩むと思うんですよ。選択の連続なので。
まさに仰るとおりですね。
そういったどうにもならないサイコロを振るような決断をしなければならないときに、自分のルーツとかどこに楔（くさび）を置いて生きていくようなものがあると、その決断に自信が持てたりだとか、前に進むときの一歩目を大きく踏み出せたり、ということがきっとあるんだろうなと思います。
自分の選択しようとしている決断に対して、背中を押してくれる要素になるかも知れないですね。そういった意味では長谷川様ご自身のお子さんたちにも受け継ぎたいですよね。
家系図を子供にも見せたいというのは申し込む要素に1つありました。
そうだったんですね。
私自身がどういう人間だったかということはもちろん背中で見せていくんですけれども、それとは別に元を辿るとこうだったとか、あなたの家はこうだったんだよということを、ちゃんと伝えるためにサービスを利用しましたね。
素晴らしいお考えだと思います。お子さんも学校で習う歴史と、家族の歴史がリンクすると身近に感じられるでしょうね。
大河ドラマとかも一緒に見ていたりするので、「これ家系図にも出てきた時代だね」とか話したりしますね。
既に家系図や歴史に関する話を親子でされているんですね！
コミュニケーションの1つになると思うので実践していますし、これからも続けていきたいですね。
家族の歴史を知ることで、現在の自分の引き出しが増えると仰られていましたが、これまで疎遠になっていたご親戚との接点が生まれるなど、既に広がりを体感してらっしゃいました。ご自身にとってもそうですが、お子様にも繋げたいと思うお気持ちはとても素晴らしいことだと改めて感じました。何より、大河ドラマなどを親子で観賞し、家族の歴史と交えて会話ができていることが羨ましく思えました。
この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
