孫の誕生祝いは、実はとてもデリケート

今回は身内に対するお祝いのことを考えてみましょう。自分のお孫さんが誕生した時、さあどんなお祝いをしたらいいでしょう。実はとてもデリケートで慎重に取扱いたいものなのをご存知でしょうか。よくあるパターンを元にご紹介していきます。

出産~子育てというものはとてもお金が掛かること。いろいろなベビー用品を整える必要がありますし、ブランドやデザインなどにこだわって自分たちで選びたいという夫婦も多いことでしょう。また育休で収入面に不安が出ることも考えられます。

そういったことから、現金でのお祝いがたいへん喜ばれ、一般的になっているようです。友人や仕事の同僚にお孫さんが誕生する、ということであればだいたいの相場感はわかりますが、身内の場合いったいいくら包んだらいいものか、難しい判断を強いられます。さあ、どうすればいいでしょう?

気をつけたい相手の親とのバランス

まず、気をつけたいのは"相手の親が用意するお祝いとのバランス"です。また、自分の息子さん夫婦に誕生するお孫さんか、娘さん夫婦に誕生するお孫さんか、ということでも対応が違ってきます。

娘さんは出産後にしばらく里帰りして一段落するまで実家で過ごすことが多いと思いますが、その場合は滞在中の生活費やベビー用品などをご両親が負担することでお祝いとするケースがあります。一方、息子さん方の実家は実費が少ないので、現金でお祝いを贈るということになります。そうした負担とお祝い金の相場としては、だいたい5万円から10万円くらいと考えていいでしょう。

両家にとって、この先お孫さんが何人誕生するのかはわからないので、例えばどちらかの家がこの相場を大きく超える現金を一方的に贈るというようなことは、バランスを欠くことでもあるし、避けたいものです。

お孫さんが生まれ時の「よくある出産お祝い5選」

ではお孫さんの誕生祝いの品として喜ばれるものとは、どのようなものでしょうか?「よくある出産お祝い5選」をご紹介しましょう。

1.チャイルドシート

道路交通法では幼児(6歳)までチャイルドシートの着用が義務づけられています。そのため成長に合わせてベビーシート~チャイルドシート~ジュニアシートと、段階的に大きなシートに変えていかなければなりません。中にはロングユースといって、成長してもそのまま使用できるシートもありますが結構高価なため、安全性と機能性が優れたものをプレゼントするご両親が多いそうです。価格は5万円くらいまで。

2.ベビーカー

価格は1万円くらいから6万円くらいまでとたいへん幅が広く、選ぶのに悩まされます。やはり安全性、機能性、本体重量など比較するポイントは多く、良質のものは4万円以上となりそうです。実際に売れ筋の価格帯は4~5万円台と大きな出費になるため、お爺ちゃん・お婆ちゃんからのプレゼントには最適と言えそうです。選ぶのはお母さん、買うのはお爺ちゃんということになります。

3.バウンサー

赤ちゃんの重みや動きで、心地よい自然な揺らぎを作り出してくれる「バウンサー」も人気があります。お母さんがお風呂やトイレ、家事などでちょっと手が離せない時でも、自然な揺れで赤ちゃんをあやし続けてくれます。お昼寝のベッド代わりにも、食事の際のチェアにもなるのでとても便利ですが、赤ちゃんによっては苦手な子もいるようです。価格は5千円くらい~2万円くらいまで。

4.ベビーバス

よくある樹脂製の床置式から空気で膨らませるエアータイプ、シンクや洗面台で使うマットタイプや折りたたみタイプなどさまざまな種類が用意されています。また、赤ちゃんは2カ月か3カ月くらいから親と一緒に浴槽で入浴できるようになるので長期に亘って使うものではありませんが、必要なベビーグッズです。他のベビーグッズとセットでプレゼントしてはいかがでしょうか。価格は1千円くらい~5千円くらいまで。

5.雛人形/五月人形

少々古風なイメージがあるかも知れませんが、依然として人気が高い出産祝いです。住宅事情もあるので、かつての旧家に飾られるような大きなものは不向きかもしれません。実用的な贈り物ではないものの、成長しても飾ったり次の世代に引き継いだりと大切にしてもらえるので、贈り甲斐があるのではないでしょうか。家紋を入れるのをお忘れなく。

心に響くお祝いとして、家系図はいかがでしょうか

雛人形や五月人形のようにお孫さんからさらに次の世代へと引き継いでくれる品を贈るのはとてもいいことだと思います。このように家系やルーツを感じさせるお祝い品は、お孫さんが成長した時にきっと心に響くものになるでしょう。

そこでおススメしたいのが「家系図」です。もちろんお孫さんの名前も入れて。贈り主の名前と贈った日としてお孫さんの誕生日を記載しておけば、お孫さんにとって「お宝」となるに違いありません。